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2014年8月

夏休み最後の日

一年間の内に一番憂鬱になる日。8月31日。

しかし,岩岡小では,岩岡校区区民体育大会を計画し,夏休みのグランドフィナーレをかぞろうとするわけですが,

急遽都合により中止。私はというと,来週からさっそく出張が2日もあるようなヘビーなスタートですので,この土日はしっかりと英気を養い,ゆっくり仕事をしながら過ごそうと思った昨日でしたが,今,中学2年生のRくんから電話が・・・,

「せんせーい。明日,プール行きましょ!」

もう,本当に友だちのノリで誘ってくるので,少し威厳を保たねばとも思うのですが,純粋に卒業生に誘われたらうれしいですよね。

「でもさー,今の5・6年生が嫉妬すると思うんだよね・・・。」

そこで急遽,自分の受け持った卒業生と現役の5・6年生に声をかけたところ,上は高校生から,下は小学2年生まで,兄弟つながりもあって,なんと総勢20名以上が集まりました。(主事の先生,保健の先生も来てくれましたよ。)

私自身,種子島に来て3年目にして,はじめて入った流水プール。こんなタイミングじゃないと来られなかっただろうな~。

そして,流水プールはというと,ウォータースライダー。これが,けっこう長い道のりなんですよね。(摩擦で背中が熱くなるくらい)

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じゃんけんで順番を決め,その順番に滑っていき,出口付近では,みんな重なってしまって,ごちゃごちゃとプールに押し流される遊びを何度繰り返したことか。そして,何度この階段を駆け登ったことか。

気付くと5時。あっという間の楽しい時間。そして,長かった夏休みの終わり。

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みんな,今日は楽しい休みをありがとう。先生にとっても思い出に残る夏の終わりでありました。今日は,5・6年生全員無事にそろってくれたことが,本当にうれしかったな。

都合により来られなかった卒業生の子たちも,また企画するからその時にでも。(H姉さんにも声をかけたかったのだけど,さすがに鹿児島市からは大変だと思って・・・。)

そして,何よりも,昨日電話をかけたときに誰よりもテンション高く興奮しまくっていた高校生のK兄さん。宿題がおわりませんでした・・・よって欠席って,ちょっとしっかりしてよ!まぁ,そこがK兄さんらしいんだけど。今日は寝ないで頑張ってね。

さぁ,明日から学校なのだけれど,今は,とっても期待感溢れる心持ちであります。2学期は行事がもりだくさんだ!みんなで乗り切って,楽しい思い出たくさん作っていこうね!

さぁ,いよいよ2学期のスタートです!

留学生のウミガメ放流体験

昨日,8月28日の夕刻から,留学生によるウミガメ放流体験がありました。

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留学生の子供たちとは,約1ヶ月ぶりの再会で,

お互い少し照れくさいところもありますが,でも,ずっと笑みはこぼれたままで・・・。

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夕日がしずむ・・・,幻想的な雰囲気での,ウミガメ放流となりました。

この日まで,ウミガメの赤ちゃんの飼育をしてくださった実行委員の保護者の皆様,本当にありがとうございました。

結果として,本年度産まれたウミガメの赤ちゃんは307匹(8/27の時点,その後確認されず),そして,採卵してきた卵は373個。孵化率が82%と例年になく,たくさん産まれた年でありました。

もちろん,これから,自然の厳しさと対峙していくウミガメの赤ちゃんたちでありますが,頑張って生き残って,また種子島に帰ってきてもらいたいな・・・。

出校日の放流体験

昨日の21日(木)は,岩岡小の子供たちでウミガメの放流体験を。

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地域の方や保護者の方,また観光客の人たちも集まって,にぎやかな放流体験でありました。

ウミガメの赤ちゃんたちは,難を逃れて生き残ることができると,200㎏ぐらいまで大きく成長し,20年後ぐらいに再び日本に戻ってきて,卵を産むとのこと。

20年後というと,今の6年生の子たちが,私の齢になっているわけで,私はというと・・・。

いや,年齢の話はいいや。つまりは,今卵を産みに来ているウミガメたちは,お父さんお母さんたちが放流したウミガメの可能性もあるわけなんですね。そして,今回放流した赤ちゃんたちが,また子供の子供世代に帰ってくることも考えられるわけで。まさに,時空を越えた浦島太郎のようなお話。

だから,いつ帰ってきてもいいように,浜辺をきれいな状態にしておかなきゃね。

本日は,TVの取材も来ていて,

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緊張した面持ちでインタビューを受けるMくんの写真で,今日のブログを終わります。

あと,留学生のみんな!27日に種子島に帰ってくる君たちの為に,実行委員会の保護者の方が,大事に大事にまだウミガメの赤ちゃんを飼っているよ。楽しみにして,帰ってきてね。

今日も放流

今朝は,99匹のウミガメが産まれ,

今年の夏は,約300匹のウミガメが産まれたことになるわけですが,

もうここからは産まれないかな・・・との予感。

今日よりも前に産まれてきた子たちが少しずつ弱ってきているので,さっそく昨日来ていた留学生たち(後半組は放流ができなかったので・・・)に連絡して,長浜海岸へ放流に。

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この子たちは,この後,太陽の里の流水プールに行くそうで・・・。いいなー,夏休みを謳歌しているなー。

せっかくだから,記念写真を撮ろうよとポーズをお願いすると,

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こんな感じです。いいなー,はしゃぎまくってるなー。

今日産まれた子たちは,出校日(8/21 10:45~ 長浜海岸にて)に放流予定ですので,御都合がつかれる方は,どなたでもどうぞお越しください。

残暑お見舞い申し上げます

「一玉のスイカを4等分にし,そのうちの3切れをもう食べてしまいました。

あと,1切れを大事に味わってください・・・」

昨日の研修会での最後の挨拶です。そうか,夏休みはあと4分の1しかないのか!

さて,皆様におかれましては,いかがお過ごしでしょうか。

私とはいいますと長期の休みに入っておりましたが,私がいない間にウミガメの卵がふ化していたようで・・・,まずはその説明から。

8月9日(土)の87匹をスタートに,12日(火)に11匹,14日(木)に74匹,15日(金)に12匹,16日(土)に15匹と計199匹産まれてきております。

もちろん,21日(木)の出校日のウミガメ放流体験まで,大事に大事に育てていかなければなりませんが,早く産まれてきた子達は弱っていきますので,少しずつ頃合いをみて放流を行っていかなければなりません。

そこで,本日は早朝から素敵なお客さんが来てくれましたので,放流を手伝ってもらいました。

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自分の力で大海原に泳ぎ出すのだ。頑張れ!

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平成17年度留学生(当時5年生)の内藤貴之さんと,平成18年度卒業生の田中佑美さんです。朝イチからの訪問で,鹿児島市に戻るバタバタとしたところを無理言って手伝ってもらいました。ありがとうございました。また,遊びに来てね。

そして,放流から約1時間後,今度はまた別の留学生と,以前岩岡小で勤められていた先生のお客さんが!

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平成24年度留学生(当時4年生)の松野杏雪さんと後藤麻悠香さん,そして当時3・4年生を担任されていた馬場先生です。

二人とも大きくなってて,岩岡H姉さんも小さく見えるぐらい。さすが,伸び盛りの小学6年生です。写真の場所は,何かの記念で岩岡小の岸壁に,植樹したところなのですが,みんな覚えているかな?先生はすっかり忘れていたのだけれど・・・。

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自分の植えた木がな~い!と焦っていた子供たちですが,木の横に立てた名札を見付け,少し安心したところも。次に来るときもあればいいね。

さて,思い出いっぱいの教室にも入り,当時の思い出を語る子供たち。

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話の話題になっていたのは,鳥小屋のこと。岩岡祭りの発表でも,この鳥小屋に来る鳥たちを映像に撮り,発表してくれたね。

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さぁ,夏休みも残りわずか。みなさーん,宿題はかどってますかー!

とりあえず,出校日の放流体験を楽しみにしていてくださいね。(TVの取材も来るかもですよ。)

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