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雨の連休でありましたが・・・

先週の金曜日には,今年度初のPTA総会に学級PTA,そして,PTAの歓迎会が行われまして,

今年度初となる保護者や地域との顔合わせの宴会は深夜まで続きました。

先週は,交通安全教室もありまして,

校区内に歩行者用の信号機のない岩岡小でありますが,

しっかりとお巡りさんの指導を受け,

川下商店前にて実技研修を行ったところです。

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その日は,役場の方も交通整理に来てくださり,大変助かりました。

お巡りさん,役場の方,本当にありがとうございました。

また,今週から児童集会では,早速朝のスピーチがはじまりまして,

トップバッターとして6年生のRさんが,

スピーチメモを見ずに,目線に注意し,身振り手振りも入れて,

6年生の抱負を発表してくれました。

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今年度の岩岡小の国語の研究は,話すこと・書くことの表現領域を中心に行うのですが,より実践レベルで子どもが活用できる力を付けていけたらと考えております。

例えば,朝会での朝のあいさつでアドリブで一言付け加えられたり,会の終わりの言葉でも,司会の総務・放送委員会が一言感想を言えたり,少年団の剣道の最後の挨拶で今日の反省を求められても,間髪を入れずに堂々と発表することができたり・・・。

言えること自体が目的ではなく,いつでも答えることができるように常に問題意識や課題意識,自分の意見をもてることが大事と考え・・・,受け身的でなく,主体的な態度で何事も臨める子どもを育成したいと考えております。

国語の力って,私たちの思考を形成していく上で本当に大切だと考えます。

例えば,夏目漱石先生の逸話がありまして,漱石先生って口癖が,「しかしだね~,君・・・。」だそうなんですよ。「しかし」は,逆接の接続詞。本当は,反対することなんてないのに,つい口癖でそう言ってしまう。だから,反論を考えなければならない。それって,昨今の読解指導で注目されている,まさにクリティカルリーディング(全てが批判的に読むことではありませんが)でして,口癖が漱石の思考力を培ったといっても過言ではないというお話です。

私の好きな言葉で,藤原正彦さんの

「人間はその語彙を大きく越えて考えたり感じたりすることはない。」

「母国語の語彙は思考であり,情緒なのである。」

との言葉がありますが,国語を通して思考することを教えていけたらと。

それでは,明日の準備もありますから,このへんで。






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雨の連休でありましたが・・・を参照しているブログ:

コメント

私、国語はちょっと......(-_-;)
それより、Rくんスピーチトップバッターでしたか。妹の前で緊張したんじゃ......
ま、いいお手本になったことでしょう。

それでは、皆さん、バイバイ。

by岩岡小の昨年度卒業生coco

岩岡日記を見るたびに悲しくなるのはなぜ??

えっ、悲しくなるのはなぜ?去年の留学生?4、5月は感傷的になるものだよ。新天地でも頑張れ!先生も頑張るから!

ショコラと同じ人です。
懐かしいね。
スピーチはとても役に立ちますよ。

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